三苫石井医院のこれまでの歩みを教えてください。

先生の専門治療を教えてください。

私の専門は消化器系の治療です。
特に内視鏡やエコーを用いた診断を得意としており、消化器系の疾患に対して専門的な治療を行っています。

どんな患者さんからのご相談が多いですか？

当院には、体調不良を訴える方や、健康診断で異常が見つかった方が多く来院されます。
最近では、慢性的な体調の不安や、生活習慣病に関する相談が増えています。
例えば、「健康診断で血糖値が高いと言われた」「最近、体重が増えて血圧が気になる」といった声をよく聞きます。

これらの患者様に対しては、単に治療を行うだけでなく、生活習慣の改善や予防医療の視点からアドバイスをしております。

診療・治療を行う上で大事にされていることは何ですか？

患者様との信頼関係が何よりも重要だと考えています。
信頼関係が築けていないと、こちらの説明が十分に伝わらず、患者様が治療に不安を感じてしまうことがあります。
そのため、私は患者様の病態をできるだけわかりやすく説明するよう努めています。
難しい医学用語を使わずに、患者様が理解しやすい言葉でお話しし、納得して治療に臨んでいただけるようにしています。

また、患者様の声に耳を傾けることで、その方にとって最適な治療を提供できるように心掛けています。

内視鏡検査はどのような方が受けた方がいいのでしょうか？

内視鏡検査は苦しいイメージがありますが、何か工夫していることはありますか？

内視鏡検査に対する不安や恐怖感を少しでも和らげるために、私たちはさまざまな工夫を行っています。
例えば、鎮静剤を使用して検査を行うことで、患者様が眠っている間に検査を終えることができます。
これにより、検査中の苦痛をほとんど感じることなく、安全に検査を受けていただけます。

また、これまでの経験を活かし、できる限り短時間で、かつ丁寧に検査を行うよう心掛けています。

内視鏡検査はどれくらいの周期で受けるのが良いでしょうか？

ピロリ菌の除菌治療を受けた方には、1年に1回程度の内視鏡検査を推奨します。
また、福岡県では胃がん検診が2年に1回実施されていますので、最低でもその周期で検査を受けていただきたいです。

どのくらいの年齢から内視鏡検査を受けるべきですか？

これまで内視鏡検査を受けたことがない方は、50歳を過ぎたら一度検査を受けることをおすすめします。
特に、消化器系の疾患に不安がある方や、家族歴がある方は早めに受診しておくことが安心につながります。
50歳を過ぎると、がんのリスクも高まりますので、定期的な検査が重要です。

今後、クリニックとしてどのような取り組みをしていきたいですか？

患者様との対話で意識されていることは何ですか？

私が最も意識しているのは、患者様の話にしっかりと耳を傾けることです。
一方的に説明するのではなく、患者様のお悩みや不安を聞き取り、それに対して適切なアドバイスを行うよう心掛けています。

また、専門用語を使わずに、できるだけわかりやすい言葉で説明することも大切にしています。
患者様が理解しやすい言葉で説明することで、納得感を持って治療に取り組んでいただけると考えています。

治療において、こだわりや大切にされていることは何ですか？

自覚症状がないうちから適切な治療を行い、心筋梗塞や脳梗塞、がんなどの重大な病気を予防することにこだわっています。
特にがんについては、定期的な検査を通じて早期発見を目指し、患者様の負担を最小限に抑えた治療を行うことを大切にしています。

今後の時代背景も含め、これからどのような方に来てほしいですか？

これからは、生活習慣病に不安を感じている方や、健康診断で何らかの異常が見つかった方に、積極的に受診していただきたいと考えています。

また、慢性的な症状に悩んでいる方や、長期間健康診断を受けていない方も、一度ご相談いただければと思います。
予防医療がますます重要になる時代ですので、早めの対応が健康を守るための第一歩となります。

今後受診を検討されている方へメッセージをお願いします。